トピックス

  1. HOME
  2. トピックス
  3. WEB全般,WEBマーケティング
  4. 2018年8月Googleアップデート後のペナルティー対応策について

2018年8月Googleアップデート後のペナルティー対応策について

Googleが8月1日に実施したアルゴリズムのアップデート後に大幅に順位が落ちた、または特定の検索キーワードにおいてまったく検索にヒットしなくなったという相談が多くありました。その企業のほとんどが、美容、医療、整体といった業種からだったのですが、どうやらこれはアルファクトリーにきた相談案件だけではないようで、アップデートで影響を受けた多くの企業がこれらに関連する業種だったようです。

美容、医療、整体といった業種はインターネットからの集客をメインにしているところも多いため、順位が落ちてしまったりページが表示すらされなくなってしまうということは死活問題になりかねないほどに重要な問題と言えます。

これは個人ブログのアクセスですが、8月以降9月に入ってからいきなりユーザー数が激減しました。ページのアクセスが減るということはユーザー数も同じく減少するということを意味しています。

今回の順位変動はペナルティ?

Googleでは、公式に「ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)」というものが存在します。もしもこのガイドラインに違反したサイト構築を行った場合には順位を下げられたり、インデックス削除するなどのペナルティを課せられることになります。以前からGoogleは、YMYL(お金や医療、法律に関わるページ)の品質チェックを厳しくしていくと言われていましたので、今回のアップデートで大幅にその基準が高くなり、基準に達していないサイトへペナルティを課していることは十分に考えらます。

今回のように大幅に順位が下落したり、特定のキーワードにおいて検索にヒットしなくなるということは、Googleからこのペナルティを受けていると考えるのが自然です。ペナルティを受けているかどうかを調べる方法としては、サーチコンソール(旧:ウェブマスターツール)から確認する方法が一般的です。サーチコンソールに登録をしていない場合にはまずはこちらから登録をしてみてください。

 

なんらかのペナルティを受けている場合、ダッシュボードメニューの「手動による対策」に『不自然なリンク』や『悪質なスパム』といったようなメッセージが届きます。逆になにもペナルティを受けていない場合には画像のように『問題は検出されませんでした』というコメントが表示されます。

もしもメッセージがきていた場合にはその内容に沿った修正を行うことで順位を回復させることができるかもしれませんが、今回のアップデートではサーチコンソールにペナルティに関するメッセージが届いていないケースがほとんどでした。

では、今回のアップデートによる順位変動はペナルティではないのでしょうか?実はGoogleのペナルティには、検索エンジンのアルゴリズムにより自動的に行われる「自動ペナルティ」とGoogle担当者がサイトを見て手動で行われる「手動ペナルティ」の2種類に大きく分類されており、サーチコンソールにメッセージが届くのは手動ペナルティのみで、自動ペナルティについてはペナルティを受けていたとしてもサーチコンソールにメッセージは届きません。順位が大幅に下落していることを考えると自動ペナルティを受けていることが考えられます。

ペナルティの原因と対策について

今回のアップデートでGoogleは、検索キーワード(クエリ)に対して明確な答えを検索結果となるページに求めるようになったと言われています。そのため検索キーワードに対して関連性の低いページや、不必要な情報が多く記載されているページに対してペナルティを課していると思われます。

相談の多かったサイトの特徴はどれもページ数が多く、各ページもキーワードを多く入れて文字量も多いものばかりでした。おそらくこれらのサイトはアップデート前まではそれなりに順位を確保しているSEO対策としては成功しているサイトだったはずです。情報の多い、文字量の多いページはこれまでのSEO対策において良しとされていましたが、アップデート後はただ文字数が多いだけでは評価されず、しっかりと検索キーワード(ページタイトルに関するキーワード)との関連性が高いコンテンツだけを記載していく必要がでてくるでしょう。

美容、医療、整体といった業種のサイトが多く影響を受けていると冒頭で紹介しましたが、これらの業種は他の業種のサイトよりもGoogleからのチェックが厳しくなっている可能性があります。ただ、それ以上にこういった業種のサイトで登場するであろう専門的な用語に対して、ユーザーにわかりやすく解説をしていないというのも原因の一つになっている可能性としては挙げられるかもしれません。

今後の対策としては、『品質のよいコンテンツを提供する』ということを再認識しながら、各ページのコンテンツを修正していくしかないということになります。

『品質のよいコンテンツを提供する』= 『ユーザーが見たい情報を提供する』です。ペナルティを受けたサイトの共通点として、お客様の声をあらゆるページに記載したり、理念やコンセプトがどのページでも記載されていたり、こちら側が発信したいコンテンツを多く記載しているというところが挙げられますが、それらは必ずしもユーザーが求めているコンテンツではないということを認識したうえでページの情報を整理していくことが重要になってくるのです。

サイトの情報量が多すぎて修正が困難なサイトの解決策案

とはいえ、SEO対策のために時間をかけて制作したコンテンツを削っていく作業は気が引けますし、そもそもコンテンツ量が多すぎて修正できるレベルではないというサイトも多いのではないでしょうか。

相談のあったサイトも、すべてのページで膨大な文章量があり、どこをどういう風に修正すればいいのか具体的に指摘できない状態でした。そんなサイトの場合、思い切ってリニューアルするのもひとつの手です。

再構築してしまったほうが修正するよりも圧倒的に時間を短縮できますし、ガイドラインを意識しながら情報をまとめ直すことができますので無理くりに修正をするよりも結果的にユーザーにとって最適化されたサイトになるかもしれません。

また、あまりおすすめはしませんが、しばらくそのままにしておくという方法もあります。Googleは年に何度かアップデートを行っています。次回のアップデートで今回のペナルティに関連する基準が緩和されることもあるかもしれません。Googleはどういった基準で評価しているかを公表していませんので対策についてもすべては憶測となります。確実でない対策のために時間や費用をかけて修正やリニューアルをするのであればいったんしばらく様子を伺い、その間はリスティング広告などで集客を行ってみるというのも一つの方法と言えます。

ただ、今回の変動はかなり大胆な変更だったことは間違いないのですが、ユーザーにとって価値のあるサイトが評価されるという流れは今後も変わることはないと思われます。すでにアップデートから数か月経っていますので、現時点でまだ評価が戻っていないようであれば、これを機に一度自社サイトのコンテンツの見せ方については考え直してみてもいいかもしれません。

 

この記事をシェアする